課外講座: 2025年5月アーカイブ
★MAUまちづくりstudiesとは
都市・まちが更新されていく生きたプロセスや現実のメカニズムを体型的に習得できるようデザインやクリエイティブの効いた都市のプロジェクトに関する実例を交えながら事業家/アカデミックな目線でデザインやプロデュースの手法を学べるレクチャーシリーズ。
3回目となる今回は、下北沢ボーナストラックの事業統括や、世田谷ものづくり学校のリニューアル HOME WORK VILLAGEを先日オープンさせたばかりの小野裕之さんにレクチャーいただきます。空間デザインを尊重し、今まで都市になかったものを作り出し、都市を変える。そのチャレンジの中でロマン(クリエイティブな発想)とソロバン(事業)をどのように成立させてこられたのか、地域開発における事業サイドからの裏話や苦労をお話いただきます。ぜひご参加下さい!
日 時|2025年6月4日(水)16:40〜18:10
会 場|武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 7号館401講義室
対 象|全学科・全学年
題 目|「都市を変える!クリエイティブと事業を両立させる困難」
【小野裕之 | Hiroyuki Ono】
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ベンチャー企業を経て2012年、ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズを共同創業。そのネットワークをいかし、16年に東京の伝統工芸の技術をいかしたジュエリーブランド「SIRI SIRI」、17年に秋田の米店や農家と組んだ「おむすびスタンド ANDON」、20年に発酵食品の専門店「発酵デパートメント」をそれぞれのパートナーとともに創業。20年春には、マスターリース運営会社として株式会社散歩社を創業し、現代版商店街「BONUS TRACK」を下北線路街にて開業。同施設でグッドデザイン賞ベスト100(21年)。25年4月、世田谷区にある旧池尻中学校(旧世田谷ものづくり学校)を創業支援型複合施設「HOME/WORK VILLAGE」としてリニューアル。
【企画者より、ひとこと!】
情報化社会が進展する中で地域やくらしの価値観が多様に分化し、都市更新を進める上での利害調整はますます困難になる中で、建築、都市のデザイナーだけでなく、さまざまなクリエイティブな仕掛けや市民の活動を融合的にマネジメントすることで、街が動いていくプロセスを学生・教員の皆様と共有し、さまざまな場所における可能性をデザインの力を合わせて開拓(ひら)くためのスキルや将来の予測を一緒に考えます。建築学科だけでなく、全学科の学生に聞いていただきたい最新のまちづくり実践・理論を話題提供いただける方をお招きし、連続講演として企画します。この機会に是非、ご参加ください。
(建築学科 教授 國廣純子/都市まちづくり研主催)
[第2回の様子]
|課外講座|2025年5月31日 10:00 |ページトップ↑
建築学科研究室主催の連続講義を開催いたします。
MAUまちづくりstudiesとは、都市・まちが更新されていく生きたプロセスや現実のメカニズムを体型的に習得できるようデザインやクリエイティブの効いた都市のプロジェクトに関する実例を交えながら事業家/アカデミックな目線でデザインやプロデュースの手法を学べるレクチャーシリーズ。
初回は、コミュニティの力を最大化するような仕掛けやプロセスづくりを学ぶため「ネイバーフッドの力を引出す!〜パブリックライフが街の未来をつくる」をテーマにikebukuro living loopや高円寺アパートメントの企画プロデュースを手掛けながら、地主として集合住宅やネイバーフッドマネジメントまで実践している青木純さんの講演です。
日 時|2025年5月21日(水)16:40〜18:10
会 場|武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 7号館401講義室
対 象|全学科・全学年
題 目|「ネイバーフッドの力を引出す!〜パブリックライフが街の未来をつくる」
【企画者より、ひとこと!】
情報化社会が進展する中で地域やくらしの価値観が多様に分化し、都市更新を進める上での利害調整はますます困難になる中で、建築、都市のデザイナーだけでなく、さまざまなクリエイティブな仕掛けや市民の活動を融合的にマネジメントすることで、街が動いていくプロセスを学生・教員の皆様と共有し、さまざまな場所における可能性をデザインの力を合わせて開拓(ひら)くためのスキルや将来の予測を一緒に考えます。建築学科だけでなく、全学科の学生に聞いていただきたい最新のまちづくり実践・理論を話題提供いただける方をお招きし、連続講演として企画します。この機会に是非、ご参加ください。(建築学科 教授 國廣純子/都市まちづくり研主催)
【青木 純 | Jun Aoki】
株式会社まめくらし代表取締役、株式会社nest共同代表、株式会社都電家守舎共同代表。
1975年東京都生まれ。コミュニティが価値を生む賃貸文化のパイオニア。「青豆ハウス」(2014年)や「高円寺アパートメント」(2017年)では住人と共に共同住宅を運営、主宰する「大家の学校」(2016年)で愛ある大家を育成する。生まれ育った豊島区を起点に都電荒川線沿線に飲食店「都電テーブル」(2015年)を展開、「南池袋公園」(2016年)や池袋東口グリーン大通りを舞台にした「IKEBUKURO LIVING LOOP」(2017年)では地元企業と共創して官民連携事業に取り組み、グッドデザイン賞2024で地域社会デザインのグッドフォーカス賞(日本商工会議所会頭賞)受賞。著書に『パブリックライフ―人とまちが育つ共同住宅・飲食店・公園・ストリート』(馬場未織共著)。日本全国で人と空間の関係を編集してパブリックライフを創造している。
|課外講座|2025年5月14日 09:00 |ページトップ↑