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多彩な教授の主宰する魅力的スタジオ

3、4年生、大学院の設計演習、ゼミはスタジオ単位で行われます。
                独自のテーマをもつ教授が開くスタジオを選びながら、
                自分自身の可能性とやりたいことを見つけだします。

自分という部分から、風景という全体を考える

私たちはこの世に生まれてきたときから、風景の只中にいます。
それらはとても大きくて私たちを包み込んでいる存在ですが、
同時にとても小さなディテールの集積でもあります。
また、風景とは、ただの書き割りではありません。
今この瞬間に見ている風景の背後には、政治、経済、同時代の文化、
場所固有の文化、生態系、地理学的背景など、様々なチカラの干渉があります。
長谷川スタジオでは、このように「大きいようで小さいようで、
つかみどころもなく、しかも日々動き続けている」風景という存在に、
いかに関わっていくかを考えていきたいと思っています。
なぜならば今の風景は今の世界を顕していて、それに参加することは
世界の成り立ちに関わることが出来るかもしれないからです。
私たちは風景を造り出すことは出来ません。それは既に‘在る’からです。
ただ、ほんの小さな関与でさえも、巨大な風景を変えていくことは
可能だと思っています。

長谷川 浩己(Hasegawa Hiroki)
特任教授
1958年 千葉県生まれ
千葉大学卒業
オレゴン大学大学院修了
連絡先:hasegawa(アットマーク)musabi.ac.jp
専門分野
ランドスケープ・アーキテクチュア
主なランドスケープ作品
横浜ポートサイド公園
名取市文化会館
大沢野町健康ふれあい広場
国際研究交流大学村・東京国際交流館
多々良沼公園/群馬県立館林美術館
ホテル・ブレストンコート・林の中庭
学校法人廣池学園瑞浪キャンパス
北上市さくらホール
二番町ガーデン(ビル)屋上庭園
静岡園芸博浜松館庭園インスタレーション
小淵沢リゾナーレ ZONA ガーデン
丸の内オアゾ
ナポリ大学キャンパス
日本橋コレドアネックス広場
東雲キャナルコート中央街区
軽井沢星のや
万科上海支社
赤坂サカス
主な展覧会
プロセス128 ジョージ・ハーグレイブス特集号
Modernism to MA Exhibition(2001), London
担当科目
ランドスケープデザイン概論
設計計画III
設計計画IV
卒業制作
大学院