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多彩な教授の主宰する魅力的スタジオ

3、4年生、大学院の設計演習、ゼミはスタジオ単位で行われます。
                独自のテーマをもつ教授が開くスタジオを選びながら、
                自分自身の可能性とやりたいことを見つけだします。

物件を物語へ

建築とは私たちの社会に豊かな経済生活と優れた文化を育み、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にする社会的装置といえます。全ての建築物はまさに経済学者の宇沢弘文先生の説かれた「社会的共通資本」と言えるでしょう。
個々の建築の存在は物質、空間、場という点の存在を超えた多様な文脈の中に存在し、建築をデザインするということは、その文脈の中に新しい物語を編みこむことを意味します。
私たちの社会が今どんな課題を抱えているのか、どんな可能性を持っているのか。建築をデザインする前に、まずは取り組む環境の見立てから私のスタジオははじまります。溢れる好奇心を持って取り組みましょう。
建築は常に人が主役です。さあ、建築を単なる「物件」ではなく一編の「物語」として綴り出しましょう。作者であり主役はあなたです。

morineki
ロカド香久山
ホシノタニ団地
青豆ハウス

まちのこども園 代々木公園
hocco

大島 芳彦(Oshima Yoshihiko)
客員教授
1970年東京生まれ
武蔵野美術大学卒業
Southern California Institute of Architecture
リノベーション協議会 理事 副会長 専門分野:建築設計,コミュニティーデザイン,リノベーション
主な建築作品
「双葉駅西側地区公営住宅 えきにし住宅」
「大東北条まちづくりプロジェクトmorineki」(都市景観大賞 国土交通大臣賞)
「hocco」(グッドデザイン特別賞 グッドフォーカス[地域社会デザイン賞])
「ロカド香久山」(日本建築学会 東北建築賞)
「まちのこども園 代々木公園」(グッドデザイン賞)
「ユクサおおすみ海の学校」(グッドデザイン賞)
「青豆ハウス」(グッドデザイン賞)
「ホシノタニ団地」(グッドデザイン金賞・大賞ファイナリスト)
「AURA243 多摩平の森」(第8回武蔵野美術大学芦原義信賞)
「ラティス芝浦」(第17回BELCA賞)
「ラティス青山」(日本不動産学会業績賞・JCDデザイン賞)
「リノベーションスクールを通じた人材育成と地域再生事業」(日本建築学会教育賞)
主な著作
「なぜ僕らは今、リノベーションを考えるのか」学芸出版社
「リノベーション物件に住もう!〜「超」中古主義のすすめ〜」河出書房新社
「リノベーションプラス 拡張する建築家の職能」ユウブックス
担当科目
設計計画(講評会)
大学院