特別講義: 2025年5月アーカイブ
建築学科研究室主催の連続講義を開催いたします。
MAUまちづくりstudiesとは、都市・まちが更新されていく生きたプロセスや現実のメカニズムを体型的に習得できるようデザインやクリエイティブの効いた都市のプロジェクトに関する実例を交えながら事業家/アカデミックな目線でデザインやプロデュースの手法を学べるレクチャーシリーズ。
初回は、コミュニティの力を最大化するような仕掛けやプロセスづくりを学ぶため「ネイバーフッドの力を引出す!〜パブリックライフが街の未来をつくる」をテーマにikebukuro living loopや高円寺アパートメントの企画プロデュースを手掛けながら、地主として集合住宅やネイバーフッドマネジメントまで実践している青木純さんの講演です。
日 時|2025年5月21日(水)16:40〜18:10
会 場|武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 7号館401講義室
対 象|全学科・全学年
題 目|「ネイバーフッドの力を引出す!〜パブリックライフが街の未来をつくる」
【企画者より、ひとこと!】
情報化社会が進展する中で地域やくらしの価値観が多様に分化し、都市更新を進める上での利害調整はますます困難になる中で、建築、都市のデザイナーだけでなく、さまざまなクリエイティブな仕掛けや市民の活動を融合的にマネジメントすることで、街が動いていくプロセスを学生・教員の皆様と共有し、さまざまな場所における可能性をデザインの力を合わせて開拓(ひら)くためのスキルや将来の予測を一緒に考えます。建築学科だけでなく、全学科の学生に聞いていただきたい最新のまちづくり実践・理論を話題提供いただける方をお招きし、連続講演として企画します。この機会に是非、ご参加ください。(建築学科 教授 國廣純子/都市まちづくり研主催)
【青木 純 | Jun Aoki】
株式会社まめくらし代表取締役、株式会社nest共同代表、株式会社都電家守舎共同代表。
1975年東京都生まれ。コミュニティが価値を生む賃貸文化のパイオニア。「青豆ハウス」(2014年)や「高円寺アパートメント」(2017年)では住人と共に共同住宅を運営、主宰する「大家の学校」(2016年)で愛ある大家を育成する。生まれ育った豊島区を起点に都電荒川線沿線に飲食店「都電テーブル」(2015年)を展開、「南池袋公園」(2016年)や池袋東口グリーン大通りを舞台にした「IKEBUKURO LIVING LOOP」(2017年)では地元企業と共創して官民連携事業に取り組み、グッドデザイン賞2024で地域社会デザインのグッドフォーカス賞(日本商工会議所会頭賞)受賞。著書に『パブリックライフ―人とまちが育つ共同住宅・飲食店・公園・ストリート』(馬場未織共著)。日本全国で人と空間の関係を編集してパブリックライフを創造している。
|課外講座|2025年5月14日 09:00 |ページトップ↑