第五回武蔵野美術大学建築学科
芦原義信賞記念講義
木岡敬雄「天守の歴史とその復元」
日時:
11月19日(木)16 : 30 - 18 : 00
会場:
12号館201講義室
城と言えば白亜の天守閣が連想されるよう、人々に親しまれている天守ではあるが、日本建築の歴史の中では極めて特異な存在である。城の象徴としての天守の
歴史を織田信長から徳川家康までたどり、その実像を明らかにする。
さらに平成十六年に竣工した愛媛県大洲市の大洲城天守の復元を通して、歴史的建造物の復
元の過程を設計から実施に至るまで取上げ、復元の意義である、歴史的景観の復元整備、文化財の保存と活用、伝統技術の継承といった事項と絡めて紹介しま
す。
木岡 敬雄 (きおか たかお)
1982年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業
1982年 竹林舎建築研究所に入所
現 在 竹林舎建築研究所代表
平成10年11月
前代表宮上茂隆の死去にともない代表に就任。
この間、掛川城天守、足助城高櫓、大洲城天守等の復元設計や、国泰寺木造三重塔、建長寺客殿「得月楼」等の寺院建築の設計に携わるほか、日本建築史に関わる出版復元模型の設計と制作、映画、テレビ等の復元考証、監修等に携わる。
|課外講座|2009年11月12日 09:34 |ページトップ↑
« 建築学科ワークショップ 訪問教授ピーターリンチ氏「House with Lateral Dimension」のお知らせ | メインページ | 「創造と破壊のフランス大使館/NO MAN`S LAND」展に、土屋公雄APT(田原唯之、木村恒介、石山和広)、小松宏誠が参加します。 »